高血圧を合併する発作性心房細動患者に対する腎デナベーション併用カテーテルアブレーションの有効性
【背景】
心臓交感神経活動の抑制は心房細動(AF)の抗不整脈効果に繋がる可能性があり、腎デナベーション(RDN)は心臓交感神経活動を抑制しうると考えられる。本研究は、高血圧を合併する発作性AF患者において、肺静脈隔離術(PVI)にRDNを追加することで長期的な抗不整脈効果が向上するかを検証した。
【結果】
高血圧と発作性AFを有する患者302名を対象に、PVI単独群とPVI+RDN群に無作為に割り付けた。12ヶ月時点でのAF/心房粗動/心房頻拍の再発フリー率は、PVI単独群で56.5%に対し、PVI+RDN群で72.1%と有意に高かった(ハザード比 0.57; 95%CI, 0.38-0.85; P=0.006)。両群間で手技合併症発生率に差はなかった。
【臨床へのインパクト】
高血圧を合併する発作性AF患者において、カテーテルアブレーションにRDNを追加することでAF再発抑制効果が向上する可能性が示唆された。特に、PVI単独群と比較して、RDN併用群では収縮期血圧が-13mmHgと有意に低下しており、血圧管理とAF再発抑制の両面でRDNが治療選択肢となる可能性がある。今後の診療ガイドラインや治療戦略に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

