遺伝性USP18欠損症新生児の致死的な炎症に対しJAK阻害薬ルキソリチニブが有効

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2020-01-16 | DOI:10.1056/NEJMoa1905633

📄 原題:JAK Inhibitor Therapy in a Child with Inherited USP18 Deficiency.

🔗 PubMed:PMID: 31940699

【背景】

USP18欠損症は重症型I型インターフェロン症で、JAK1とI型インターフェロン受容体の結合を阻害するUSP18の欠如により、制御不能なインターフェロン介在性炎症を来し、周産期に致死的となる。有効な治療法は確立されていなかった。

【結果】

水頭症、壊死性蜂窩織炎、全身性炎症、呼吸不全を呈した新生児において、エクソームシーケンスでUSP18のホモ接合性変異を同定した。変異蛋白は発現するものの陰性制御能を欠いていた。ルキソリチニブ投与後、速やかで持続的な回復が認められた。

【臨床へのインパクト】

USP18欠損症は周産期に致死的な稀少疾患だが、本症例でJAK阻害薬ルキソリチニブが劇的な効果を示した。同様の重症型I型インターフェロン症の新生児に対し、遺伝子検査でUSP18欠損が判明した場合、JAK阻害薬が新たな治療選択肢となる可能性が示唆される。早期診断と迅速な治療介入の重要性が高まる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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