遺伝性USP18欠損症新生児の致死的な炎症に対しJAK阻害薬ルキソリチニブが有効
【背景】
USP18欠損症は重症型I型インターフェロン症で、JAK1とI型インターフェロン受容体の結合を阻害するUSP18の欠如により、制御不能なインターフェロン介在性炎症を来し、周産期に致死的となる。有効な治療法は確立されていなかった。
【結果】
水頭症、壊死性蜂窩織炎、全身性炎症、呼吸不全を呈した新生児において、エクソームシーケンスでUSP18のホモ接合性変異を同定した。変異蛋白は発現するものの陰性制御能を欠いていた。ルキソリチニブ投与後、速やかで持続的な回復が認められた。
【臨床へのインパクト】
USP18欠損症は周産期に致死的な稀少疾患だが、本症例でJAK阻害薬ルキソリチニブが劇的な効果を示した。同様の重症型I型インターフェロン症の新生児に対し、遺伝子検査でUSP18欠損が判明した場合、JAK阻害薬が新たな治療選択肢となる可能性が示唆される。早期診断と迅速な治療介入の重要性が高まる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

