市民によるAED使用は院外心停止患者の神経学的予後と生存率を改善する
【背景】
院外心停止(OHCA)でショック適応リズムの患者に対する市民によるAED使用は、多くの場合、救急隊到着前の自己心拍再開には至らない。しかし、これらの患者の神経学的予後や生存率については十分に評価されていなかったため、本研究で検証された。
【結果】
日本のOHCA患者約130万人を対象としたコホート研究で、市民CPRとショック適応リズムの28,019例を解析した。市民AED使用群は非使用群と比較し、30日後の良好な神経学的予後(37.7% vs 22.6%; 調整OR 1.45, 95%CI 1.24-1.69, p<0.0001)および30日生存率(44.0% vs 31.8%; 調整OR 1.31, 95%CI 1.13-1.52, p<0.0001)が有意に高かった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、市民によるAED使用がOHCA患者の神経学的予後と生存率を改善することを明確に示した。この結果は、地域社会におけるAEDのさらなる普及とアクセス向上を強く支持する。臨床現場においては、市民へのAED使用奨励と教育の重要性が再認識され、救命率向上に向けた地域連携の強化が期待される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

