院外緊急気管挿管、ロクロニウムはサクシニルコリンに対し初回成功率で非劣性示せず
【背景】
緊急時の迅速導入気管挿管ではロクロニウムとサクシニルコリンが用いられるが、緊急設定における挿管成功率の比較は臨床試験で評価されていなかった。サクシニルコリンはロクロニウムで報告されない有害事象との関連が指摘されていた。
【結果】
院外の成人患者1248人を対象に、ロクロニウム群とサクシニルコリン群で初回挿管成功率を比較した。ロクロニウム群74.6%(455/610例)に対し、サクシニルコリン群79.4%(489/616例)であり、群間差は-4.8%(97.5%片側CI、-9%~∞)で非劣性基準を満たさなかった。
【臨床へのインパクト】
院外緊急気管挿管において、ロクロニウムはサクシニルコリンと比較して初回挿管成功率で非劣性を示せなかった。この結果は、緊急時の迅速導入気管挿管における筋弛緩薬の選択において、サクシニルコリンが依然として有効な選択肢であることを示唆する。ロクロニウムの利用拡大にはさらなる検討が必要となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

