外来での抗菌薬処方、約2割は適応なし?米国大規模調査で判明、文書化不足が実態把握を困難に
【背景】
外来診療における抗菌薬の不適切な処方は薬剤耐性菌の増加につながるため、その実態把握と改善が重要です。しかし、適応疾患が文書化されていない処方がどの程度あるのか、またそれが適正使用の評価にどう影響するのかは不明でした。
【結果】
2015年の米国外来診療9億9080万件のうち、13.2%(95%CI 11.6%-13.7%)で抗菌薬が処方されていました。そのうち57%が適切、25%が不適切、そして18%(95%CI 15%-22%)は適応疾患の文書化がない処方でした。これは約2400万件に相当します。
【臨床へのインパクト】
文書化されていない抗菌薬処方が米国で年間2400万件も存在するという事実は、日本の外来診療においても同様の問題が潜在している可能性を示唆します。適応疾患の記録がない処方は、抗菌薬適正使用の評価を歪めるだけでなく、薬剤耐性対策の妨げにもなりえます。診療録への適応疾患の確実な記載を促す取り組みが、日本でも必要となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

