臨床確率調整Dダイマーで肺塞栓症の除外診断、画像検査を減らせるか
【背景】
肺塞栓症の除外診断において、低リスク患者ではDダイマー1000ng/mL未満、中等度リスク患者では500ng/mL未満で除外可能という後方視的データがありました。この診断戦略を前向きに検証しました。
【結果】
低リスク患者でDダイマー1000ng/mL未満、中等度リスク患者で500ng/mL未満の合計1325例では、3ヶ月追跡で静脈血栓塞栓症は0例(95%CI, 0.00-0.29%)でした。この戦略により胸部画像検査は34.3%に減少し、従来の51.9%から17.6ポイントの差(95%CI, -19.2 to -15.9)でした。
【臨床へのインパクト】
臨床的確率でDダイマーのカットオフ値を調整する本戦略は、肺塞栓症の除外診断において安全かつ有効であることが示唆されました。特に低リスク患者でDダイマー500〜999ng/mLの場合でも画像検査を省略でき、不必要な胸部画像検査の実施を大幅に削減できる可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

