糞便微生物移植後に薬剤耐性大腸菌による菌血症が発生、ドナー由来の感染経路が判明

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2019-11-21 | DOI:10.1056/NEJMoa1910437

📄 原題:Drug-Resistant E. coli Bacteremia Transmitted by Fecal Microbiota Transplant.

🔗 PubMed:PMID: 31665575

【背景】

糞便微生物移植(FMT)は、再発性または難治性のクロストリディオイデス・ディフィシル感染症に対する新たな治療法として注目されており、他の疾患への応用も検討されている。しかし、FMTに伴う感染症リスクについては詳細な検討が必要とされている。

【結果】

2つの独立した臨床試験でFMTを受けた患者2名が、基質特異性拡張型βラクタマーゼ産生大腸菌による菌血症を発症した。ゲノムシークエンス解析により、両症例とも同一の便ドナーに由来することが判明した。患者1名は死亡した。

【臨床へのインパクト】

FMT実施におけるドナースクリーニングの強化が不可欠であり、特に薬剤耐性菌の伝播リスクを低減するための対策が求められる。FMTの恩恵とリスクを異なる患者集団で明確にするための継続的な監視と研究が必要である。日本の臨床現場でも、FMT導入の際には感染症合併症への厳重な注意とドナー選定基準の確立が重要となる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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