自閉スペクトラム症の小児・青年における強迫行動へのフルオキセチン効果:RCT
【背景】
自閉スペクトラム症(ASD)の核症状軽減のためSSRIが処方されるが、その有効性は不確か。本研究は、フルオキセチンがASDの小児・青年における強迫行動の頻度と重症度を軽減するかを評価した。
【結果】
16週時点で、フルオキセチン群のCYBOCS-PDDスコアは12.80から9.02に(3.72点減少)、プラセボ群は13.13から10.89に(2.53点減少)。群間差は-2.01点(95%CI, -3.77 to -0.25; P=.03)で、フルオキセチン群で有意な改善を認めた。
【臨床へのインパクト】
この予備的な研究では、ASDの小児・青年の強迫行動に対しフルオキセチンがプラセボと比較して有意な改善を示した。ただし、高い脱落率、調整後の解析で有意差なし、治療効果の95%CIに最小臨床重要差が含まれる点から、解釈には注意が必要である。今後の大規模研究で有効性が確認されれば、ASDの強迫行動に対する治療選択肢の一つとなる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

