ICD一次予防における周期性再分極動態の死亡率予測能、予後改善効果に差
【背景】
植え込み型除細動器(ICD)の一次予防は、心臓突然死リスクの高い患者の死亡率を低減するが、恩恵を受ける患者は一部に限られる。交感神経活動関連の再分極不安定性を示す新規マーカーである周期性再分極動態(PRD)が、ICDの死亡率低下効果を予測できるか検証した。
【結果】
ICD群968例、保存的治療群403例を追跡した。ICD群は保存的治療群と比較して全死亡が43%減少した(調整HR 0.57, 95%CI 0.41-0.79, p=0.0008)。PRDが7.5度以上の患者では、ICDによる死亡率低下効果がより顕著であった(調整HR 0.25, 95%CI 0.13-0.47)。
【臨床へのインパクト】
虚血性または非虚血性心筋症患者におけるICD一次予防の適応決定において、PRDが新たな層別化マーカーとなる可能性が示唆された。PRD高値の患者ではICDによる死亡率改善効果が大きく、治療必要数(NNT)も3.1と低いため、ICD植え込みの意思決定を個別化し、より効果的な患者に治療を集中させることに役立つかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

