超早産児・極低出生体重児の経腸栄養、ミルク増量速度は神経発達予後に影響しない
【背景】
超早産児や極低出生体重児における経腸栄養のミルク増量速度は、壊死性腸炎のリスクを減らす一方で、遅発性敗血症のリスクを上げる可能性が指摘されていました。しかし、ランダム化比較試験のデータは不足していました。
【結果】
24ヶ月時点での中等度以上の神経発達障害のない生存率は、早い増量群(65.5%)と遅い増量群(68.1%)で有意差はありませんでした(調整リスク比 0.96; 95%CI, 0.92〜1.01)。遅発性敗血症や壊死性腸炎の発生率にも有意差は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果から、超早産児・極低出生体重児において、ミルク増量速度を1日30ml/kgと18ml/kgで比較した場合、24ヶ月時点での神経発達予後や、遅発性敗血症、壊死性腸炎の発生率に有意な差は認められませんでした。この知見は、経腸栄養の開始後のミルク増量速度に関する臨床判断に影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

