多様介入は中心ライン関連血流感染症を減らさず、デバイス使用減少も介入前から
【背景】
米国では中心ライン関連血流感染症(CLABSI)が依然として院内で多く発生しており、医療関連感染症の発生率が高い病院における多角的介入の効果を評価することが課題であった。
【結果】
2016年11月~2018年5月に387病院が参加。介入前後でCLABSI発生率は1000カテーテル日あたり0.88から0.80に減少したが、これは低率であり、介入の効果は認められなかった。デバイス使用率は100患者日あたり24.05から22.07に減少したが、この減少傾向は介入前から見られた。
【臨床へのインパクト】
医療関連感染症の負担が大きい病院において、エビデンスに基づく感染予防戦略の推奨、教育ビデオ、専門家によるウェビナーなどからなる多角的介入は、CLABSI発生率の有意な減少には繋がらなかった。デバイス使用率の減少はCLABSI低減に寄与しうるが、この研究では介入前から減少傾向が見られ、介入の直接的な効果とは言えない。日本の病院でも、CLABSI対策は継続的な取り組みが重要であり、単一の介入だけでなく多角的なアプローチが必要であることを示唆している。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

