安定冠動脈疾患合併心房細動患者へのリバーロキサバン単剤療法、併用療法に非劣性かつ安全性が優れる
【背景】
心房細動と安定冠動脈疾患を合併する患者に対する最適な抗血栓療法については、ランダム化比較試験のデータが限られており、臨床現場での治療方針に迷いが生じていました。
【結果】
リバーロキサバン単剤療法は、主要有効性エンドポイント(脳卒中、全身性塞栓症、心筋梗塞など)において併用療法に非劣性でした(イベント発生率:単剤4.14%/年 vs 併用5.75%/年、HR 0.72、95%CI 0.55-0.95)。また、主要安全性エンドポイントである大出血においては、単剤療法が併用療法に優れていました(イベント発生率:単剤1.62%/年 vs 併用2.76%/年、HR 0.59、95%CI 0.39-0.89)。
【臨床へのインパクト】
この結果は、安定冠動脈疾患を合併する心房細動患者において、リバーロキサバン単剤療法が、従来の抗血小板薬との併用療法と比較して、有効性を維持しつつ出血リスクを低減できる可能性を示唆しています。日本の臨床現場では、特にPCI/CABG後1年以上経過した患者や血行再建不要な冠動脈疾患患者の抗血栓療法選択において、単剤療法へのシフトを検討する根拠となるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

