高齢者大腿骨近位部骨折後の在宅多要素理学療法、歩行能力改善に有意差なし
【背景】
高齢者の大腿骨近位部骨折後、障害が持続し、地域での歩行能力回復が不十分な現状がある。在宅での多要素理学療法が地域歩行能力を改善するかを検証した。
【結果】
16週後の地域歩行能力(6分間で300m以上歩行)は、介入群22.9%(96人中22人)、対照群17.8%(101人中18人)で、群間差は5.1%(片側97.5%CI, -∞~16.3%)、片側P値=0.19であり、統計学的に有意な改善は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
高齢者大腿骨近位部骨折後の在宅リハビリテーションにおいて、本研究で実施された多要素理学療法は、TENSと自動関節可動域訓練を組み合わせた対照群と比較して、地域での歩行能力を統計学的に有意に改善しない可能性が示唆された。この結果は、現在のリハビリテーションプログラムの有効性を再評価する上で重要な情報となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

