N95とサージカルマスク、医療従事者のインフルエンザ予防効果に差なし
【背景】
医療従事者におけるN95レスピレーターとサージカルマスクのウイルス性呼吸器感染症予防効果は、これまでの臨床研究で結論が出ていませんでした。本研究は、N95レスピレーターとサージカルマスクのインフルエンザおよびその他のウイルス性呼吸器感染症予防効果を比較することを目的としました。
【結果】
N95群(2512 HCP-season)とサージカルマスク群(2668 HCP-season)で、検査確定インフルエンザの発生率に有意差はありませんでした(N95群 8.2%、サージカルマスク群 7.2%、差 1.0%、95%CI -0.5%~2.5%、P=0.18)。急性呼吸器疾患やその他の検査検出された呼吸器感染症の発生率にも有意な差は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
外来医療従事者において、N95レスピレーターとサージカルマスクのインフルエンザ予防効果に有意差がないという結果は、医療現場でのマスク選択に影響を与える可能性があります。N95レスピレーターの着用が困難な場合や、供給に限りがある状況において、サージカルマスクが同等の予防効果を提供しうると考えられ、マスク使用に関するガイドラインの見直しにつながるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

