喫煙中止後の心血管疾患リスク、5年で低下するが非喫煙者レベルには10年以上かかる
【背景】
禁煙後の心血管疾患(CVD)リスクの経時的変化は不明で、既存のリスク計算ツールでは元喫煙者のリスクは5年までしか考慮されていません。本研究は、禁煙からの年数とCVD発症リスクの関連を評価しました。
【結果】
ヘビースモーカーにおいて、禁煙後5年以内では現喫煙者と比較してCVD発症率が有意に低く(ハザード比 0.61、95% CI 0.49-0.76)、CVDイベント発生率も1000人年あたり4.51減少しました。しかし、非喫煙者と比較すると、禁煙後10年から15年経過してもCVDリスクは有意な差がなくなりました。
【臨床へのインパクト】
禁煙はCVDリスクを早期に低減させるため、患者への禁煙指導を強力に推進する根拠となります。ただし、禁煙後も非喫煙者と同等のリスクレベルになるには10年以上かかる可能性があり、元喫煙者に対しては長期的なCVDリスク管理の重要性を再認識させる必要があります。既存のリスク計算ツールの見直しも示唆されます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

