米国の皆保険拡大、入院利用は社会全体で変化なし、ベッド数供給が鍵

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2019-08-06 | DOI:10.7326/M18-2806

📄 原題:The Effects on Hospital Utilization of the 1966 and 2014 Health Insurance Coverage Expansions in the United States.

🔗 PubMed:PMID: 31330539

【背景】

包括的な医療保険加入者は無保険者や高額自己負担プラン加入者より入院医療を多く利用するため、保険適用拡大は入院サービス利用を増加させると一般的に考えられてきました。しかし、病床供給の限界がその増加を抑制する可能性も指摘されていました。

【結果】

1966年のメディケア・メディケイド導入後、社会全体の退院率は100人あたり12.8件から12.7件で変化なし(調整差0.2件、95%CI -0.1〜0.4件、p=0.26)。2014年のACA導入後も退院率は100人あたり9.4件から9.0件で変化なし(調整差-0.6件、95%CI -1.3〜0.2件、p=0.133)。

【臨床へのインパクト】

米国での過去の皆保険適用拡大は、社会全体での入院利用にほとんど変化をもたらさなかったことが示唆されました。これは、保険適用を得たグループの利用増加が、他のグループの利用減少によって相殺されたためであり、病床供給が利用増加を制限した可能性を示唆しています。日本で将来的に医療提供体制が変化する際、病床数の維持・削減が医療利用に与える影響を考える上で、重要な示唆を与える可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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