認知症発症リスクは遺伝的素因があっても生活習慣で低減可能
【背景】
認知症発症には遺伝的要因が関与するが、生活習慣がそのリスクをどこまで打ち消せるかは不明であった。本研究は、遺伝的リスクに関わらず健康的な生活習慣が認知症リスク低下と関連するかを検証した。
【結果】
高遺伝的リスク群では、好ましい生活習慣群の認知症発症率が1.13%(95%CI 1.01-1.26%)だったのに対し、好ましくない生活習慣群では1.78%(95%CI 1.38-2.28%)であり、ハザード比は0.68(95%CI 0.51-0.90)であった。遺伝的リスクと生活習慣の間に有意な交互作用はなかった。
【臨床へのインパクト】
認知症の遺伝的リスクが高い患者に対しても、禁煙、定期的な運動、健康的な食事、適度な飲酒といった生活習慣改善を強く推奨する根拠となる。遺伝的素因を理由にあきらめることなく、患者の生活習慣介入に積極的に取り組むことの重要性が示唆される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

