Veverimer、CKDに伴う代謝性アシドーシス患者の長期安全性と身体機能改善効果を検証

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2019-08-03 | DOI:10.1016/S0140-6736(19)31388-1

📄 原題:Long-term safety and efficacy of veverimer in patients with metabolic acidosis in chronic kidney disease: a multicentre, randomised, blinded, placebo-controlled, 40-week extension.

🔗 PubMed:PMID: 31248662

【背景】

慢性腎臓病(CKD)患者に合併する代謝性アシドーシスは、タンパク質異化亢進や骨脱灰を引き起こし、腎機能悪化や死亡率上昇と関連します。非吸収性の高分子薬veverimerは、消化管内の塩酸を選択的に除去することでアシドーシスを改善する可能性があり、その長期的な安全性と有効性が課題でした。

【結果】

Veverimer群ではプラセボ群と比較して、治療中断が少なく(3% vs 10%)、有害事象による中止はありませんでした。重篤な有害事象もveverimer群で低く(2% vs 5%)、腎関連有害事象も同様でした(8% vs 15%)。血清HCO3-濃度はveverimer群で週1から全時点で有意に高く、週52では63%の患者でHCO3-が4 mmol/L以上増加または正常化しました(プラセボ群38%、p=0.0015)。身体機能も有意に改善しました(平均差12.1点、p<0.0001)。

【臨床へのインパクト】

この研究は、CKDに伴う代謝性アシドーシスに対し、veverimerが長期にわたり安全かつ効果的に血清重炭酸濃度を改善し、患者の自覚的・客観的身体機能も向上させることを示しました。現在、日本でCKD合併代謝性アシドーシスに対する特異的な治療薬は限られており、veverimerが将来的に新たな治療選択肢となる可能性があります。腎機能悪化抑制やQOL改善に寄与する薬剤として、今後の国内導入が期待されます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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