紛争地域における精神疾患の有病率、WHO推定値を更新、22.1%と高値

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2019-07-20 | DOI:10.1016/S0140-6736(19)30934-1

📄 原題:New WHO prevalence estimates of mental disorders in conflict settings: a systematic review and meta-analysis.

🔗 PubMed:PMID: 31200992

【背景】

紛争地域における精神疾患の有病率に関するWHOの既存推定値は10年以上前の古いもので、現代のデータ収集・推定方法を反映していなかった。本研究は、紛争影響下にある集団における精神疾患の有病率を更新し、1000人あたりの負担を算出した。

【結果】

紛争影響下の集団における精神疾患(うつ病、不安症、PTSD、双極性障害、統合失調症)の有病率は、時点有病率で22.1%(95%UI 18.8-25.7)と推定された。軽症のうつ病、不安症、PTSDの調整済み時点有病率は13.0%(95%UI 10.3-16.2)であった。

【臨床へのインパクト】

紛争地域における精神疾患の負担が非常に高いことが示された。これは、大規模な人道支援を必要とする状況において、精神医療介入の緊急性を強く示唆する。日本の臨床医が海外の紛争影響下にある患者を診る際、精神疾患の合併率が高いことを念頭に置いた診療が重要となるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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