ICU日誌は人工呼吸器患者の心的外傷後ストレス障害症状を軽減しない:多施設RCT
【背景】
ICU入室中の患者が経験する心的外傷は、退院後の心的外傷後ストレス障害(PTSD)症状につながることが知られています。ICU日誌が、これらの患者のPTSD症状を軽減する可能性があるという仮説がありました。
【結果】
人工呼吸器管理を受けた患者において、ICU日誌の使用は、退院3ヶ月後の有意なPTSD症状報告患者数を有意に減少させませんでした。日誌群29.9% vs 対照群34.3%(リスク差 -4%, 95%CI -15%〜6%, p=0.39)でした。
【臨床へのインパクト】
この研究結果は、ICU日誌が人工呼吸器管理を受けた患者のPTSD症状を予防する根拠にはならないことを示唆しています。現在のところ、ICU日誌をPTSD予防目的で導入する積極的な理由はないと考えられ、今後のICUにおける心理的ケア介入の方向性を再考する必要があるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

