ICUの面会時間延長はせん妄を減らすか?ブラジル36施設大規模RCT
【背景】
ICUの面会時間制限が患者アウトカムに与える影響は不明確であった。本研究は、柔軟な家族面会ポリシーがICU患者のせん妄発生率を減少させるか検証した。
【結果】
柔軟な面会ポリシー(平均4.8時間/日)は、制限された面会(平均1.4時間/日)と比較して、せん妄発生率に有意な差を認めなかった(18.9% vs 20.1%; 調整差 -1.7% [95% CI, -6.1% to 2.7%]; P=0.44)。家族の不安スコア中央値は6.0 vs 7.0 (調整差 -1.6 [95% CI, -2.3 to -0.9]; P<0.001)、抑うつスコア中央値は4.0 vs 5.0 (調整差 -1.2 [95% CI, -2.0 to -0.4]; P=0.003)と、柔軟な面会で有意に改善した。
【臨床へのインパクト】
ICU患者のせん妄予防策として、面会時間の延長は直接的な効果が期待できない可能性が示唆された。一方で、家族の不安や抑うつ症状の軽減には有効であり、家族支援の観点からは柔軟な面会ポリシーの導入が引き続き検討されるべきである。ICUの面会ポリシーを検討する際の重要なエビデンスとなる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

