大腸癌リンチ症候群スクリーニング、高齢者では効率低下、年齢制限の検討

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2019-07-02 | DOI:10.7326/M18-3316

📄 原題:Comparison of Universal Versus Age-Restricted Screening of Colorectal Tumors for Lynch Syndrome Using Mismatch Repair Immunohistochemistry: A Cohort Study.

🔗 PubMed:PMID: 31181578

【背景】

大腸癌患者全例へのリンチ症候群(LS)スクリーニングが推奨される中、高齢者におけるその効率は不明でした。本研究は、大腸癌腫瘍のミスマッチ修復(MMR)免疫組織化学(IHC)を用いたLSスクリーニングにおいて、年齢制限を設けた場合と全例スクリーニングのパフォーマンスを比較しました。

【結果】

全例スクリーニングで63例(診断率1.62%)のLSが特定されました。70歳以上で発見されたのは5例(7.9%)、80歳以上では1例(1.6%)でした。75歳を上限とすると63例中3例(4.8%)のLSを見逃すものの、MMR IHC検査を1053例(27.1%)削減できました。80歳を上限とすると1例(1.6%)の見逃しで668例(17.2%)の検査を削減しました。

【臨床へのインパクト】

本研究の結果から、大腸癌患者におけるリンチ症候群スクリーニングの診断効率は70~75歳以降で著しく低下することが示唆されました。特にリソースが限られた状況では、80歳以降でスクリーニングを中止することは合理的な選択肢となり得ます。高齢者におけるLS診断が家族に与える影響に関するさらなる研究が望まれます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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