HER2陽性早期乳がん術後トラスツズマブ、6ヶ月投与は12ヶ月投与に非劣性か? PHARE試験最終解析

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2019-06-29 | DOI:10.1016/S0140-6736(19)30653-1

📄 原題:6 months versus 12 months of adjuvant trastuzumab in early breast cancer (PHARE): final analysis of a multicentre, open-label, phase 3 randomised trial.

🔗 PubMed:PMID: 31178155

【背景】

HER2陽性早期乳がんに対する術後トラスツズマブの標準投与期間は12ヶ月ですが、心毒性などの副作用や医療費の観点から、より短期間の投与で同等の効果が得られるかどうかが臨床上の重要な課題でした。PHARE試験は、この疑問に答えるために実施されました。

【結果】

追跡期間中央値7.5年で、疾患無増悪生存期間(DFS)イベントは12ヶ月群で20.4%、6ヶ月群で21.2%でした。6ヶ月群の12ヶ月群に対するDFSの調整ハザード比は1.08(95% CI 0.93-1.25)であり、事前に設定された非劣性マージン1.15を下回らず、非劣性は示されませんでした。

【臨床へのインパクト】

PHARE試験の最終解析では、HER2陽性早期乳がんにおける術後トラスツズマブの6ヶ月投与が12ヶ月投与に対して非劣性ではないことが示されました。この結果に基づき、現時点では術後トラスツズマブの標準投与期間は引き続き12ヶ月とすべきであり、日本の臨床現場においても投与期間短縮の変更を推奨する根拠とはならないでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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