不活化ポリオワクチン、皮内少量2回接種は筋注1回より免疫原性高く、アウトブレイク時ブースターも有効
【背景】
不活化ポリオワクチン(IPV)は筋注で全量接種されるが、皮内少量接種(fIPV)は用量節約の代替手段として注目されている。本研究は、ルーチン接種におけるfIPV 2回接種とIPV 1回接種の免疫原性を比較し、アウトブレイク対応としてのfIPVブースターの免疫原性も評価した。
【結果】
fIPV 2回接種群(グループD)は、IPV 1回接種群(グループAおよびB)と比較して、22週時点のポリオウイルス3型全てにおいて有意に高いワクチン反応を示した(p<0.0001)。例えば、1型ではfIPV 2回接種群の79%(95%CI 73-83)が反応したのに対し、IPV 1回接種群では57%(53-61)であった。26週時点でのfIPVブースターは、IPVブースターに対して非劣性であった。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、皮内少量接種のfIPVが、ルーチン予防接種およびアウトブレイク時の対応において、用量節約かつ有効な戦略となりうることを示唆している。特に、ポリオワクチン供給が限られる状況下や、より多くの対象者に免疫を付与する必要がある場合に、このfIPVの活用が検討される可能性がある。日本のポリオワクチン接種戦略にも影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

