中高年の身体活動量増加は死亡率を低下、既往歴や活動量に関わらず効果あり
【背景】
身体活動が健康に良いことは知られているが、過去の活動レベルや既往歴に関わらず、活動量を増やすことが死亡率にどう影響するかは不明だった。本研究は、英国の一般住民を対象に、身体活動量の変化と全死亡、心血管疾患死亡、がん死亡との関連を前向きに評価した。
【結果】
14,599人の参加者を中央値12.5年追跡した結果、身体活動エネルギー消費量(PAEE)が年間1 kJ/kg/日増加すると、全死亡ハザード比は0.76(95%CI 0.71-0.82)、心血管疾患死亡ハザード比は0.71(0.62-0.82)、がん死亡ハザード比は0.89(0.79-0.99)だった。これは、活動量が低い群、中程度の群、高い群のいずれにおいても同様だった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、中高年の患者に対し、過去の身体活動レベルや心血管疾患・がんの既往歴に関わらず、身体活動量を増やすことが寿命延伸に大きく貢献することを示唆する。診療現場では、患者の現在の活動量にかかわらず、WHOの推奨する最低限の身体活動(週150分の中強度活動)を目標に、段階的な活動量増加を積極的に推奨する根拠となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

