TAVR後30日以内の脳卒中発生率は横ばい、早期発症が多く死亡率を上昇させる
【背景】
TAVRの安全性向上には、術後脳卒中の減少が重要です。本研究は、米国におけるTAVR導入後5年間の30日以内脳卒中発生率の推移、30日死亡率との関連、および抗血栓療法と30日以内脳卒中リスクの関連を評価しました。
【結果】
101,430例のTAVR患者において、30日以内脳卒中発生率は2.3%(95%CI, 2.2%-2.4%)で、研究期間を通じて横ばいでした(P for trend=0.22)。脳卒中の48.9%が術後1日以内、68.4%が3日以内に発生。脳卒中発症は30日死亡率の有意な増加と関連しました(HR 6.1, 95%CI, 5.4-6.8)。
【臨床へのインパクト】
TAVR後の脳卒中発生率は、導入初期から大きく改善しておらず、術後早期に集中していることから、周術期の脳保護戦略の重要性が示唆されます。退院時の抗血小板薬2剤併用療法や経口抗凝固薬の使用は、30日以内脳卒中リスクとは関連が認められず、術後早期の脳卒中予防には別の対策が必要となる可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

