抑制されたHIV陽性同性カップルのコンドームなし性交渉によるHIV感染リスクはゼロ

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2019-06-15 | DOI:10.1016/S0140-6736(19)30418-0

📄 原題:Risk of HIV transmission through condomless sex in serodifferent gay couples with the HIV-positive partner taking suppressive antiretroviral therapy (PARTNER): final results of a multicentre, prospective, observational study.

🔗 PubMed:PMID: 31056293

【背景】

HIV陽性パートナーが抗レトロウイルス療法でウイルス抑制されている異性カップルにおけるコンドームなし性交渉でのHIV感染リスクは知られているが、同性カップルにおけるエビデンスは不足していた。本研究は、同性カップルにおける正確な感染リスクを評価することを目的とした。

【結果】

782組の同性カップルを対象に、1593カップル年の追跡期間中に76,088回のコンドームなし肛門性交が報告された。期間中に15件の新規HIV感染が確認されたが、いずれもカップル内での系統学的関連は認められなかった。これにより、カップル内HIV感染率はゼロ(95%CI上限0.23/100カップル年)であった。

【臨床へのインパクト】

本研究は、ウイルス抑制されたHIV陽性同性カップルにおけるコンドームなし性交渉でのHIV感染リスクが実質的にゼロであることを示唆している。この結果は「U=U(undetectable equals untransmittable)」キャンペーンを支持し、日本の臨床現場においても、HIV早期検査と治療の重要性を再認識させ、患者への情報提供やカウンセリングに活用できるエビデンスとなるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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