二尖弁大動脈弁狭窄症に対するTAVR、三尖弁と死亡率は同等だが脳卒中リスクは上昇
【背景】
TAVR適応が拡大し、二尖弁大動脈弁狭窄症患者への施行が増加している。しかし、主要な無作為化比較試験では二尖弁は除外されており、三尖弁と比べたTAVRの安全性と有効性は不明であった。
【結果】
30日死亡率(二尖弁2.6% vs 三尖弁2.5%、HR 1.04、95%CI 0.74-1.47)および1年死亡率(二尖弁10.5% vs 三尖弁12.0%、HR 0.90、95%CI 0.73-1.10)に有意差はなかった。しかし、30日脳卒中発生率は二尖弁で有意に高かった(二尖弁2.5% vs 三尖弁1.6%、HR 1.57、95%CI 1.06-2.33)。
【臨床へのインパクト】
二尖弁大動脈弁狭窄症患者へのTAVRは、三尖弁と比較して短期・中期死亡率に差はないものの、30日以内の脳卒中リスクが上昇する可能性が示唆された。本研究はレジストリベースであるため、バイアスを排除した無作為化比較試験により、二尖弁に対するTAVRの有効性と安全性をさらに評価する必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

