SGLT2阻害薬とフルニエ壊疽の関連性:市販後調査から見えた実態

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2019-06-04 | DOI:10.7326/M19-0085

📄 原題:Fournier Gangrene Associated With Sodium-Glucose Cotransporter-2 Inhibitors: A Review of Spontaneous Postmarketing Cases.

🔗 PubMed:PMID: 31060053

【背景】

SGLT2阻害薬の使用は、外陰部、会陰部、肛門周囲の壊死性感染症である稀な泌尿器科的緊急疾患「フルニエ壊疽」との関連が示唆されていました。本研究は、SGLT2阻害薬または他の血糖降下薬を服用中の糖尿病成人におけるフルニエ壊疽の報告症例を記述・比較することを目的としました。

【結果】

FDAは、2013年3月1日から2019年1月31日までにSGLT2阻害薬服用中の患者で55例のフルニエ壊疽を特定しました。発症までの期間は5日~49ヶ月で、全例が外科的デブリードマンを要し、3例が死亡しました。比較対象として、1984年から2019年1月31日までに他の血糖降下薬関連のフルニエ壊疽は19例で、2例が死亡しました。

【臨床へのインパクト】

SGLT2阻害薬の服用患者においてフルニエ壊疽が新たな安全性上の懸念として浮上しました。本研究は因果関係や発生率を確立するものではありませんが、SGLT2阻害薬を処方する日本の臨床医は、この稀な合併症の可能性を認識し、早期発見のために高い疑念を持って診療に当たるべきです。特に、外陰部や会陰部の症状を訴える患者には注意が必要です。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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