世界の医療費、2050年までに15兆ドルへ増加、しかし低所得国との格差は持続

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2019-06-01 | DOI:10.1016/S0140-6736(19)30841-4

📄 原題:Past, present, and future of global health financing: a review of development assistance, government, out-of-pocket, and other private spending on health for 195 countries, 1995-2050.

🔗 PubMed:PMID: 31030984

【背景】

各国の医療費推定は保健政策立案に不可欠だが、過去の研究では2040年までの予測に留まっていた。本研究は、世界の医療費の過去、現在、そして2050年までの将来を、特に国間の公平性に焦点を当てて包括的に推定することを目的とした。

【結果】

2016年の世界の医療費は8.0兆ドル(世界のGDPの8.6%)に達し、高所得国の一人当たり医療費は5252ドルに対し、低所得国では40ドルと大きな格差があった。2050年には15.0兆ドルに増加するが、低所得国が世界の人口の15.7%を占めるにもかかわらず、世界の医療費の0.6%しか占めないと予測された。

【臨床へのインパクト】

日本の臨床現場に直接的な影響は少ないが、世界の医療財政の動向を理解する上で重要である。特に、低所得国における医療費の格差が持続することが示されており、国際保健協力の重要性が再認識される。効率的な医療費の使用と新たな投資が、世界的な保健目標達成に不可欠である。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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