高齢者の嗅覚低下は死亡リスク上昇と関連、特に健康な人で顕著

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2019-05-21 | DOI:10.7326/M18-0775

📄 原題:Relationship Between Poor Olfaction and Mortality Among Community-Dwelling Older Adults: A Cohort Study.

🔗 PubMed:PMID: 31035288

【背景】

高齢者の嗅覚低下はよく見られ、死亡率との関連が示唆されていましたが、追跡期間が短く、そのメカニズムは不明でした。本研究は、高齢者の嗅覚低下と死亡率の関連、およびその潜在的な説明要因を長期的に評価しました。

【結果】

嗅覚低下のある高齢者は、良好な嗅覚の高齢者と比較して、10年時点での累積死亡リスクが46%高く(リスク比 1.46、95%CI 1.27-1.67)、13年時点では30%高かった(リスク比 1.30、95%CI 1.18-1.42)。この関連は、ベースラインで健康状態が良好な参加者で特に顕著でした。

【臨床へのインパクト】

高齢者の嗅覚低下は、特に健康状態が良好な人において、長期的な死亡リスク上昇の独立したマーカーとなる可能性があります。嗅覚検査は簡便であり、日常診療でスクリーニングツールとして活用することで、将来的な死亡リスクの高い高齢者を早期に特定し、神経変性疾患や心血管疾患、体重減少などの潜在的な原因への介入を促すきっかけとなるかもしれません。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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