原因不明の塞栓性脳卒中再発予防にダビガトランはアスピリンより優れず

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2019-05-16 | DOI:10.1056/NEJMoa1813959

📄 原題:Dabigatran for Prevention of Stroke after Embolic Stroke of Undetermined Source.

🔗 PubMed:PMID: 31091372

【背景】

全虚血性脳卒中の20~30%を占める原因不明の塞栓性脳卒中(ESUS)は、再発予防が課題です。先行研究ではリバーロキサバンがアスピリンより優位性を示さず、ダビガトランの有効性も不明でした。

【結果】

ESUS患者5390名を対象に、ダビガトラン群とアスピリン群で再発脳卒中を比較しました。中央値19ヶ月の追跡で、ダビガトラン群の再発脳卒中は6.6%(年率4.1%)、アスピリン群は7.7%(年率4.8%)で、ハザード比0.85(95%CI 0.69-1.03)と有意差はありませんでした。

【臨床へのインパクト】

ESUS患者に対するダビガトランの再発脳卒中予防効果は、アスピリンを上回らないことが示されました。この結果は、ESUSの二次予防において、アスピリンが引き続き標準治療となる可能性を示唆します。ダビガトランは主要出血イベントの増加は認められなかったものの、非主要出血イベントは増加傾向にあり、処方選択の際には出血リスクを考慮する必要があるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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