元NFL選手は脳のタウ蓄積が有意に多い、CTE診断の可能性を探るPET研究
【背景】
慢性外傷性脳症(CTE)は頭部打撃の既往と関連する神経変性疾患で、特異的なタウ沈着が特徴です。生体でのタウ・アミロイド沈着検出の実現可能性は十分に検討されていませんでした。
【結果】
元NFL選手26名と対照31名を比較した結果、元選手は対照群より、両側上部前頭葉(調整平均差0.13、95%CI 0.06-0.20、p<0.001)、両側内側側頭葉(調整平均差0.13、95%CI 0.05-0.21、p<0.001)、左頭頂葉(調整平均差0.12、95%CI 0.05-0.20、p=0.002)のタウPET(flortaucipir SUVR)が高値でした。
【臨床へのインパクト】
認知・神経精神症状のある元NFL選手において、CTEで影響を受ける脳領域でタウPETによるタウレベルの上昇が認められ、アミロイドβレベルは上昇していませんでした。これは、生体でのCTE関連タウ検出の可能性を示唆し、将来的にはCTEの生体診断や病態解明に繋がる可能性がありますが、個々の患者での診断応用にはさらなる研究が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

