身体不活動と認知症リスク:心血管代謝疾患の関与と逆因果関係を考慮したBMJ最新メタ解析
【背景】
身体不活動が認知症のリスク因子であるかは議論があり、認知症前駆期における身体活動性の変化による逆因果関係バイアスが影響する可能性があった。本研究は心血管代謝疾患の役割にも着目し、この関連を検証した。
【結果】
認知症発症10年未満の身体不活動は全原因認知症(ハザード比1.40, 95%CI 1.23-1.71)およびアルツハイマー病(1.36, 1.12-1.65)のリスク増加と関連した。しかし、認知症発症10年以上前の身体活動性で評価した場合、身体活動性と認知症リスクの関連は認められなかった(全原因認知症ハザード比1.01, 0.89-1.14)。
【臨床へのインパクト】
身体不活動は認知症発症直前の症状として現れる可能性があり、単に身体不活動が認知症の原因とは断定できない。ただし、心血管代謝疾患を発症した身体不活動者では認知症リスク増加の兆候が見られた。認知症予防における身体活動指導の意義を再考し、心血管代謝疾患合併患者の身体活動性向上に焦点を当てる必要があるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

