中等度リスク無心血管疾患者への降圧療法、主要心血管イベント抑制効果は認めず
【背景】
高リスク者や収縮期血圧160mmHg以上の患者では降圧療法が心血管イベントを減少させるが、中等度リスクで血圧がそれほど高くない患者における降圧療法の有効性は不明であった。
【結果】
平均血圧138.1/81.9mmHgの中等度リスク患者12,705人を対象に、カンデサルタン+ヒドロクロロチアジド群とプラセボ群を比較。主要複合心血管イベント発生率は、治療群4.1%に対しプラセボ群4.4%で、有意差は認められなかった(HR 0.93; 95%CI 0.79-1.10; P=0.40)。
【臨床へのインパクト】
本研究では、心血管疾患のない中等度リスク患者に対する降圧療法(カンデサルタン+ヒドロクロロチアジド)は、主要心血管イベントの発生率をプラセボと比較して低下させなかった。この結果は、現在の診療ガイドラインにおける中等度リスク患者への降圧薬導入基準に影響を与える可能性があり、より高血圧の患者層に限定して降圧療法を検討する根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
