IVF前の子宮鏡検査は生児出産率を改善しない:オランダ多施設RCT
【背景】
不妊治療として体外受精(IVF)を受ける女性に対し、子宮鏡検査がルーティンで行われることがある。しかし、この慣行を支持するランダム化比較試験(RCT)データはこれまでなかったため、初回IVF前のルーティン子宮鏡検査が生児出産率を向上させるか検証した。
【結果】
オランダの多施設RCTで、初回IVF予定の女性750人を子宮鏡検査群(373人)と即時IVF群(377人)に無作為に割り付けた。18ヶ月以内の生児出産率は、子宮鏡検査群で57%(369人中209人)、即時IVF群で54%(373人中200人)だった(相対リスク1.06、95%CI 0.93-1.20、p=0.41)。
【臨床へのインパクト】
経腟超音波検査で子宮腔に異常がない不妊女性が初回IVFを受ける場合、ルーティンでの子宮鏡検査は生児出産率を改善しないことが示された。この結果は、日本においても、経腟超音波検査で異常がない患者に対する初回IVF前のルーティン子宮鏡検査の必要性を再検討する根拠となる。不必要な侵襲的検査を減らし、患者負担軽減につながる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
