75歳以上高血圧患者、厳格な血圧管理で心血管イベントと全死亡が有意に減少
【背景】
75歳以上の高齢高血圧患者における適切な収縮期血圧(SBP)目標値は不明瞭でした。本研究は、糖尿病のない75歳以上の高血圧患者を対象に、厳格なSBP目標値(120mmHg未満)と標準的なSBP目標値(140mmHg未満)の効果を比較しました。
【結果】
厳格治療群は標準治療群と比較して、主要心血管イベント複合アウトカム(HR 0.66, 95% CI 0.51-0.85)および全死亡(HR 0.67, 95% CI 0.49-0.91)が有意に低率でした。重篤な有害事象全体に差はなく、低血圧、失神、電解質異常、急性腎障害のリスクは厳格治療群でやや高い傾向にありました。
【臨床へのインパクト】
75歳以上の糖尿病のない高血圧患者において、SBPを120mmHg未満に厳格に管理することで、心血管イベントおよび全死亡のリスクを低減できる可能性が示唆されました。ただし、低血圧や腎機能障害などの有害事象の増加傾向も認められたため、個々の患者の併存疾患や忍容性を考慮した上で、治療目標を検討する必要があるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
