冠動脈疾患疑い患者のCT血管造影と機能的検査、3年間の費用は同程度
【背景】
安定狭心症疑い患者の非侵襲的検査として、CT血管造影(CTA)と機能的検査のどちらを初期選択しても臨床転帰に差がないことはPROMISE試験で示された。本研究は、この両戦略の経済的側面を比較することを目的とした。
【結果】
90日時点の平均費用は、CTA戦略で2494ドル、機能的検査戦略で2240ドルであり、CTA戦略が254ドル高かった(95% CI: -634〜906ドル)。この差は、CTA戦略で再血行再建術やカテーテル検査が多く実施されたこと(100人あたり4.25件)に関連していた。90日以降3年までの費用差は小さかった。
【臨床へのインパクト】
冠動脈疾患が疑われる安定狭心症患者に対し、初期検査としてCT血管造影を選択しても、機能的検査を選択しても、3年間の医療費総額に大きな差はないことが示唆された。この結果は、日本の臨床現場において、検査戦略を選択する際の費用面での懸念を軽減し、臨床的必要性や患者背景に基づいた検査選択を後押しする情報となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
