高血圧患者では高Na摂取で心血管イベント増、低Na摂取は高血圧の有無問わずリスク増

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2016-07-30 | DOI:10.1016/S0140-6736(16)30467-6

📄 原題:Associations of urinary sodium excretion with cardiovascular events in individuals with and without hypertension: a pooled analysis of data from four studies.

🔗 PubMed:PMID: 27216139

【背景】

尿中Na排泄量と心血管イベント・死亡のU字型関連が報告されているが、高血圧の有無でこの関連が異なるかは不明だった。本研究は、Na摂取量と心血管イベント・全死亡の関連が高血圧の有無で修飾されるかを検討した。

【結果】

高血圧患者ではNa摂取量7g/日以上で心血管イベントリスクが1.23倍(95%CI 1.11-1.37)、3g/日未満で1.34倍(95%CI 1.23-1.47)に増加した。一方、非高血圧者では高Na摂取とリスク増加の関連はなく、低Na摂取(3g/日未満)のみリスクが1.26倍(95%CI 1.10-1.45)に増加した。

【臨床へのインパクト】

高Na摂取による心血管イベントリスク増加は高血圧患者に特異的であり、非高血圧者では認められなかった。しかし、低Na摂取によるリスク増加は高血圧の有無にかかわらず認められた。この結果から、減塩指導は高Na食を摂取する高血圧患者に焦点を当てるべきであることが示唆される。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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