閉経後乳がん、アロマターゼ阻害薬10年投与で無病生存率向上も、全生存率に差なし
【背景】
ホルモン受容体陽性早期乳がんの閉経後患者では、アロマターゼ阻害薬を5年間投与するのが標準治療です。しかし、さらに10年間投与することで、乳がん再発リスクをさらに低減できるか不明でした。
【結果】
レトロゾール追加5年投与により、5年無病生存率は95%(95%CI 93-96)とプラセボの91%(95%CI 89-93)より有意に高値でした(HR 0.66, P=0.01)。対側乳がん発生率も低減しましたが、5年全生存率に有意差はありませんでした(HR 0.97, P=0.83)。
【臨床へのインパクト】
ホルモン受容体陽性早期乳がんの閉経後患者において、アロマターゼ阻害薬の10年投与は無病生存期間の延長と対側乳がん発生率の低下に寄与する可能性があります。ただし、全生存率の改善は認められず、骨関連有害事象の増加も考慮し、患者個々のリスクとベネフィットを慎重に評価した上で治療期間延長を検討する必要があるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
