CML患者のTKI治療と心血管イベントリスク、世代別比較
【背景】
慢性骨髄性白血病(CML)治療に用いられるチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)は生存率を劇的に改善したが、長期投与による毒性が懸念されている。特に血管イベントのリスクについては、明確なデータが不足していた。
【結果】
TKI治療を受けたCML患者では、非CML対照群と比較して動脈イベント相対リスク1.5(95%CI 1.1-2.1)、静脈イベント相対リスク2.0(95%CI 1.2-3.3)と高かった。心筋梗塞発生率は、イマチニブ群(8/1000人年)に対し、ニロチニブ群(29/1000人年)とダサチニブ群(19/1000人年)で高値だった。
【臨床へのインパクト】
CML患者にTKIを処方する際、特に動脈・静脈イベントのリスク上昇を考慮する必要がある。ニロチニブやダサチニブなどの第2世代TKIでは心筋梗塞リスクが高まる可能性が示唆されたため、治療開始前には患者の心血管リスク因子を評価し、治療中も慎重なモニタリングが求められるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
