大腸がん検診、開始年齢と方法で便益・負担・有害事象を比較検討

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2016-06-21 | DOI:10.1001/jama.2016.6828

📄 原題:Estimation of Benefits, Burden, and Harms of Colorectal Cancer Screening Strategies: Modeling Study for the US Preventive Services Task Force.

🔗 PubMed:PMID: 27305518

【背景】

米国予防サービス作業部会(USPSTF)が大腸がん検診の推奨を更新するにあたり、様々なスクリーニング戦略の便益、負担、有害事象をモデルで評価し、最適な開始・終了年齢と推奨戦略を特定することが目的とされた。

【結果】

40歳集団1000人あたりで得られる生存年数(LYG)は152〜313年。大腸内視鏡検査の負担は900回未満(FIT3年ごと55〜75歳)から7500回超(大腸内視鏡5年ごと45〜85歳)まで。有害事象は最大23件。50歳開始の戦略は55歳開始よりLYGが多く、追加内視鏡あたりのLYGも多かった。

【臨床へのインパクト】

本研究は、大腸がん検診の開始年齢を50歳とし、75歳で終了する戦略が、便益と負担のバランスが良いことを示唆している。特に、10年ごとの大腸内視鏡検査、毎年FIT検査、10年ごとのS状結腸鏡検査と毎年FIT検査、5年ごとのCTコロノグラフィーは、同様のLYGと負担のバランスを提供することが示された。これは今後の日本の検診ガイドラインや診療指針に影響を与える可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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