植物由来療法と更年期症状:ほてりと腟乾燥に効果も夜間発汗は変化なし
【背景】
西洋諸国の女性の40~50%が更年期症状管理に補完代替療法を利用している。植物由来療法がほてり、夜間発汗、腟乾燥などの更年期症状と関連があるか、その効果を明らかにするために本研究が行われた。
【結果】
62件の試験、6653人の女性を対象とした。植物エストロゲンは1日あたりのほてり回数を減少させた(変化量の平均差 -1.31、95%CI -2.02~-0.61)。腟乾燥スコアも減少した(変化量の平均差 -0.31、95%CI -0.52~-0.10)。しかし、夜間発汗回数には有意な変化はなかった(変化量の平均差 -2.14、95%CI -5.57~1.29)。
【臨床へのインパクト】
本メタアナリシスは、植物エストロゲンがほてりと腟乾燥の頻度をわずかに減少させる可能性を示唆している。夜間発汗には効果が認められなかった。ただし、組み入れられた研究の多くで質が低く、バイアスのリスクが高い。そのため、植物由来療法を更年期症状の管理法として推奨するには、さらなる質の高い厳密な研究が必要である。現時点では、患者への情報提供の際にその限界も伝えるべきだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
