遷延性下痢は急性期とは異なる病原体が関与、適切な診断と治療が重要

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2016-06-28 | DOI:10.1001/jama.2016.7833

📄 原題:Persistent Diarrhea: A Clinical Review.

🔗 PubMed:PMID: 27357241

【背景】

下痢は日常診療でよく遭遇する疾患だが、14日以上続く遷延性下痢は急性期とは異なる病原体が原因となることがある。適切な治療には正確な病原診断が不可欠であり、本レビューは健常者における感染性遷延性下痢の疫学、病因、診断、管理について概説した。

【結果】

遷延性下痢に関するデータは発展途上国居住者、駐在員、旅行者からの報告が多い。発展途上国への旅行者の約3%に遷延性下痢が発生する。原因微生物にはGiardia、Cryptosporidiumなどの寄生虫、腸管凝集性大腸菌、Shigellaなどの細菌が含まれる。診断には培養検査、PCR、多項目PCR、顕微鏡検査が利用可能である。

【臨床へのインパクト】

遷延性下痢は日本では十分に認識されていない症候群である可能性がある。発展途上国からの帰国者に対しては経験的抗菌薬投与も選択肢となるが、それ以外では検査結果に基づく抗菌薬選択が推奨される。適切な病原診断は、患者の症状改善に繋がる治療選択を可能にし、診療フローの改善に寄与する。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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