HIV陽性パートナーがART治療中の異性間・MSMカップルにおけるコンドームなし性交渉でのHIV感染リスク
【背景】
ARTによるHIV予防効果を評価する上で、ウイルス抑制下のHIV陽性パートナーとのコンドームなし性交渉におけるHIV感染の絶対リスクを、肛門性交と膣性交の両方で把握することが重要です。
【結果】
1166組のセロディスコーダントカップルを中央値1.3年追跡。コンドームなし性交渉報告ありの期間中、カップル内でのHIV感染はゼロでした(95%信頼区間上限0.30/100カップル年)。コンドームなし肛門性交における95%信頼区間上限は0.71/100カップル年でした。
【臨床へのインパクト】
HIV陽性パートナーが抑制的なARTを受けている場合、コンドームなしの性交渉であっても、カップル内でのHIV感染リスクは極めて低いことが示唆されます。これにより、HIV陽性者のQOL向上や、HIV予防戦略としてのARTの重要性が再認識され、診療時のカウンセリング内容に影響を与える可能性があります。ただし、さらなる長期追跡によるより精密なリスク評価が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
