成人HIV治療と予防の最新推奨:全例治療開始、InSTI+2NRTIsが標準に

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2016-07-12 | DOI:10.1001/jama.2016.8900

📄 原題:Antiretroviral Drugs for Treatment and Prevention of HIV Infection in Adults: 2016 Recommendations of the International Antiviral Society-USA Panel.

🔗 PubMed:PMID: 27404187

【背景】

HIV感染症治療と予防に関する新規データや治療選択肢が増加したため、成人HIV感染者に対する抗レトロウイルス薬(ARV)の使用に関する最新の推奨が必要とされた。国際抗ウイルス学会USAパネルが、治療開始時期、初期レジメン、レジメン変更、曝露前・後予防について推奨を更新した。

【結果】

全てのウイルス血症を認めるHIV感染者にはCD4数に関わらずARV治療を開始すべきと再確認された。最適な初期レジメンは、ほとんどの患者でインテグラーゼ阻害薬(InSTI)と2つの核酸系逆転写酵素阻害薬(NRTIs)の併用が推奨された。高リスク者に対する曝露前予防(PrEP)には、テノホビルジソプロキシルフマル酸/エムトリシタビン合剤の連日投与が推奨された。

【臨床へのインパクト】

日本の臨床現場においても、HIV感染が診断されウイルス血症が確認された成人患者に対しては、CD4細胞数に関わらず早期のARV治療開始が推奨される。初期治療としてInSTIと2NRTIsの併用が第一選択となる可能性が高い。また、高リスク者に対するHIV予防戦略として、テノホビルジソプロキシルフマル酸/エムトリシタビン合剤によるPrEPの導入がより積極的に検討されるべきである。これにより、HIV感染者の生存率向上と新規感染の抑制が期待される。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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