脂肪制限なし地中海食、心血管イベント・乳がん・糖尿病リスク低下の可能性
【背景】
地中海食は一般的な西洋食より健康的とされるが、脂肪摂取を制限しない地中海食が成人における健康アウトカムにどう影響するか、既存研究をまとめる目的で本システマティックレビューとメタ解析が実施された。
【結果】
1つの大規模プライマリ予防試験で、地中海食は主要心血管イベント(ハザード比0.71、95%CI 0.56-0.90)、乳がん(ハザード比0.43、95%CI 0.21-0.88)、糖尿病(ハザード比0.70、95%CI 0.54-0.92)の発生率を低下させた。全死因死亡率に差はなかった。
【臨床へのインパクト】
脂肪摂取量に制限を設けない地中海食は、特定の心血管イベント、乳がん、2型糖尿病の一次予防に寄与する可能性が示唆された。患者指導において、脂肪の種類を意識しつつも総脂肪量に過度な制限を設けない地中海食を推奨する根拠となりうる。ただし、エビデンスは限定的であり、今後の大規模研究が待たれる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
