うつ病に対する行動活性化療法は認知行動療法と同等の効果、低コストでの提供が可能
【背景】
うつ病は一般的で消耗性が高く、医療費のかかる疾患である。心理療法を希望する患者は多いが、エビデンスの確立された認知行動療法(CBT)は複雑で高コストである。より簡便な行動活性化療法(BA)がCBTと同等の効果を持ち、より安価に提供できる可能性が示唆されていた。
【結果】
BAはCBTに対し非劣性を示した(mITT解析:PHQ-9スコアの平均差0.1点、95%CI -1.3~1.5、p=0.89)。主要評価項目である12ヶ月時点のPHQ-9スコアは、CBT群で8.4点、BA群で8.4点であった。安全性に関しても、重篤な有害事象はBA群3例、CBT群8例で、治療関連性はないと判断された。
【臨床へのインパクト】
本研究は、CBTよりも簡便なBAが、研修期間が短くコストの低い若手精神科医療従事者によって提供されても、CBTと同等の効果が得られることを示した。これにより、高コストで高度な訓練を受けた専門家がいなくても、効果的な心理療法をうつ病患者に提供できる可能性が示唆され、心理療法のアクセス向上と医療費削減に貢献しうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
