米国の慢性腎臓病有病率は2000年代初頭以降横ばい、ステージ3・4で顕著
【背景】
慢性腎臓病(CKD)の有病率の動向は、医療政策や計画に不可欠な情報です。本研究は、米国におけるCKDの有病率の最新の動向を把握し、その変化を明らかにすることを目的としました。
【結果】
米国におけるステージ3および4のCKDの調整前有病率は、1990年代後半から2000年代初頭にかけて増加しましたが、2003年から2004年以降はほぼ安定しています(例:2003~2004年および2011~2012年ともに6.9%)。年齢、性別、人種/民族、糖尿病の状態を調整後も、2003~2004年と2011~2012年のステージ3および4のCKD有病率に大きな差はありませんでした(P = 0.26)。
【臨床へのインパクト】
これまでのCKD有病率の増加傾向が逆転し、米国では過去10年間、ステージ3および4のCKD有病率に顕著な増加が見られなかったことは、日本のCKD診療計画にも示唆を与えます。CKDの早期発見・管理の取り組みが奏功している可能性も考慮し、日本におけるCKD有病率の動向を継続的に評価し、予防・治療戦略の再検討に役立てる必要があるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
