慢性期脳梗塞患者へのヒト神経幹細胞移植、安全性と神経機能改善を評価

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2016-08-20 | DOI:10.1016/S0140-6736(16)30513-X

📄 原題:Human neural stem cells in patients with chronic ischaemic stroke (PISCES): a phase 1, first-in-man study.

🔗 PubMed:PMID: 27497862

【背景】

慢性期脳梗塞後の機能障害に対する治療法は限られている。CTX0E03由来のヒト神経幹細胞(CTX-DP)は、ラットの脳梗塞モデルで感覚運動機能の改善を示したため、ヒトへの安全性と忍容性が検討された。

【結果】

慢性期脳梗塞患者11名にCTX-DPを脳内移植した。免疫学的または細胞関連の有害事象は認められなかった。処置または併存疾患に関連する有害事象が見られた。2年後、NIHSSスコアは0~5ポイント改善し、中央値は2ポイント改善した。

【臨床へのインパクト】

本研究は慢性期脳梗塞患者に対するCTX-DP脳内移植の安全性と忍容性を示し、神経機能改善の可能性を示唆した。現時点では基礎研究段階であり、大規模な臨床試験での有効性確認が必要である。将来的に、慢性期脳梗塞後のリハビリテーション効果が限定的な患者への新たな治療選択肢となる可能性を秘めている。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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